着物の保管方法・たたみ方
2017.07.25

着物の女性着物姿って美しくていいな、着てみたいな…と思う方は多いでしょう。でも、着物って、たたみ方や保存の仕方、お手入れの仕方など、洋服と違って少し難しく、ハードルが高いイメージがありますよね。でも、それを理由に着物を諦めるのはとてももったいないことです。少しのコツをマスターすれば、着物の扱い方はそれほど難しいものではありませんよ。今回は、着物に触れる上でまず最初に覚えておきたい、基本的なたたみ方と保管方法についておさらいしましょう。
まず、着物の畳み方には、「本たたみ」と「袖たたみ」という二つのやり方があります。正式な畳み方は「本たたみ」の方ですので、こちらをマスターしておけば心配ないでしょう。まずは、着物の裾が自分から見て右側にくるように、自分の前に広げて置きましょう。その時、裾は脇線に沿ってきちんと折りたたんでおきます。
次に、下前(手前にある方)の衽を衽線に沿って手前に折り返します。その上に、上前(奥にある方)の襟~裾にかけてをぴったりと重ね合わせます。重ねた上前の脇線を両手で持ち、手前にゆっくりと引っ張ると、背縫いがきちんと折りたたまれ、左右の見頃が重なります。この時お袖も上下に開いてそれぞれ折り返しましょう。見頃の丈をちょうど半分のところで二つ折りにすれば、本たたみの完成です。
次に、着物の基本的な保管方法です。ご存知の方も多いかもしれませんが、着物にとって最大の敵は「湿気」です。着物を湿気が多い環境に置いておくと、カビなどにより傷んでしまいます。一番の理想は湿気を上手に逃がしてくれる桐ダンスに保管することです。その時、着物に変なシワが付かないように正しくたたみ、一枚ずつ畳紙に入れておきましょう。乾燥剤、防虫剤を一緒に入れておけば、虫食いなどで着物が傷むことを防ぐことができます。
また、湿度が低い気候の良い日に着物を外に出して換気をすることで湿気を取り除く「虫干し」という作業を、年に数回することをおすすめします。少し面倒ではありますが、着物を傷みから防ぐための大切な作業ですので、時期を決めて必ず行うようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?正しくたたみ、正しい方法で保管することは、大切な着物を長持ちさせるためにとても重要なことです。また、お手入れ方法の知識があれば、着物を着ることにより自信が持てますよね。コツを掴めば慣れて簡単にできますので、ぜひマスターしてくださいね。

▲ ページトップへ